ちょっと歩いてみようかな

乳がん、パーキンソン病と毎日と。

2020-01-01から1年間の記事一覧

年の瀬

気がつけば大晦日。 ゆっくり振り返る余裕もないうちに 年が明けることになりそう。 ブログで同年代の同じ病気を抱えた方の 前向きなエネルギーをもらい、 ブログを始めてみようという気になった。 本当に励まされる事ばかりで 感謝の気持ちでいっぱい! キ…

「ちょっと歩いてみようかな」

セカンドオピニオンを終えた私は いよいよ、この病気と向き合って生活していかなければと思うようになった。 向き合っていく んー、ちょっと違うかな。 向き合ってしまうと病気のことばかり 考えてしまいそうなので、 並走 のイメージかな。 パーキンソン病…

セカンドオピニオンで得たもの

そもそもセカンドオピニオンとは よりよい決断をするために、当事者以外の専門的な知識を持った第三者に求める「意見」、または「意見を求める行為」のことである。 と書いてある。 担当医を替えたり、転院したり、治療を受けたりすることだと思われているこ…

乳がんとPDの関連性  セカンドオピニオンより

せっかく、希望が早く叶って、遠くまで 一家総出でセカンドオピニオンを聞きにやってきたからには、あれやこれや聞きたいと 矢継ぎ早に質問のオンパレード。 質問の一部↑ 中でも気にしていたこと、 それは「乳がんとの関連性」 振り返ると私は乳がんの手術が…

セカンドオピニオン

待合室での回想についやし、 ようやく本題。 名前を呼ばれ、診察室へ。 大人4人ぞろぞろ。 決して広くない診察室は人口密度高し。 すでに、私の検査結果や画像データは送付してある。 WEBサイトでお写真でみた先生が目の前に いらっしゃるということだけで、…

セカンドオピニオンへ②〜息子からの返事〜

予定より早いセカンドオピニオンが受けられることになった日、 一緒に来てくれた家族に囲まれた時のことを思い出し、病気を告げた時のことが蘇った。 夫から子供たちへのメッセージを受けて、 息子はこんな返事を送ったと後で知った。 「今日その話を聞いた…

セカンドオピニオンへ① 〜家族〜

半年後のセカンドオピニオン。 その日に向けて、 乳がんからのパーキンソン病という診断 までの経緯をできるだけわかりやすく まとめておこうとワードにちょこちょこ書き出し始めた。 数週間後、電話があり 「予約いただいていたセカンドオピニオンですが、…

セカンドオピニオンが受けたい! 

受診する際、私は必ず専用のノートに 前回からの様子、 薬を飲んで飲んでどうだったか、 質問事項を 箇条書きにしていく。 夫や娘が同席してくれるときは、 書記になってもらい、 聞き漏らさないよう、書き記してもらう。 今の総合病院の若くて可愛い主治医…

お薬とギモン。

パーキンソン病と診断されてからの日々がはじまり、 恐る恐るお薬を飲んでみた。 病気を認めるみたいで、 飲みたくなかったけど、仕方ない。 効いてるか効いてないか、まだわからないけど、飲み続けるしかない。 気になったのは、お薬の種類。 調べたがりの…

検査の結果が告げられた時

待合室で、少しソワソワしながら 待っていると、番号が呼ばれた。 この時は、問題ないだろうなと、 いつになく悪暗示癖は発令してなかった。 (乳がんの時は、なんかイヤな感じがしていた) 診察室に入って、先生の顔を見て すぐわかった。 「この人はこれから…

またまた、脳神経内科へ〜パーキンソン病検査

「問題なし」と一回の受診で終了したはずの 総合病院の脳神経内科。 治らない症状に納得できなくて 気持ちがスッキリしない。 乳がんの後遺症で術側の腕や手に不具合がでるのかと、色々調べたり、乳腺の先生にも複数聞いてみたり。 乳がんの経験者にも聞いて…

気のせいVS自分で感じる不具合

脳神経内科で、パーキンソン病じゃなく 乳がんのオペ側に力が入っているから こわばる、それからやはり気持ちの問題と 片付けられたけど、 日常生活で感じる不具合は 治っていかなかった。 抗不安薬で 不安を取り除いたら楽になるのか、 今まで通りの動きに…

再び 脳神経内科へ

総合病院の脳神経内科に受診。 はじめましての先生は若くてかわいらしい雰囲気の女性医師でした。 乳がん→不具合→緩和ケアと 今までの経緯は、緩和ケアからのカルテでわかってていただいていたから、 細かい内容は割愛でき、本題へ。 左手のカタカタ、 シャ…

なんだろう、どうしてだろう…

なかなか、ひどい脳神経内科にいってしまい、 何にも疑問は払拭されず、 悶々とした日々が続いていきました。 ある日、友人とお茶をしてたら 「あれ、なんか手がカタカタしてない?」 と指摘されました。 彼女には乳がんのことを伝えてなかったので、 あら、…

脳神経内科にいってみる

左側の不具合は治らず 何でも知りたがりで、 悪暗示癖がある私は 「震え」などの検索ワードで色々調べてみて 脳神経内科にいって、何が原因なのか診てもらおうと、ベテランそうな先生がいる脳神経内科クリニックを探して受診しました。 乳がんのオペをしたあ…

抗不安薬とSSRI

もともと私の性格は 先のことを気にしすぎる心配症で きちんと とか ちゃんと とか しっかり とか 物事をそんな感じにしたくて (実際には、できないことも多いのに) 悪暗示ばかりで 石橋を叩きすぎて壊すような 厄介な性格 気になることがあると 頭から離れ…

緩和ケアにいってみる

「緩和ケア」というと 私のイメージとしては 生命を脅かす問題に直面している患者さんが受診する科と思っていたけれど がん患者が、がんと診断された時から 痛み、倦怠感などの色々な身体的な症状や、 落ち込み、悲しみなどの精神的な苦痛を 相談できる科 だ…

乳がん手術による不具合なのか

続く不具合… 手術した左腕はだるいし 左手はうまく動かないし、 カタカタするし、 一番気になったのは シャンプーの時。 交互にゴシゴシが左だけついていかず リズムよく動かず、止まってしまう。 左側だけだし、手術のせいとは思いつつ こんなはずじゃなか…

乳がん ホルモン剤中止→まだ不調が続く

ホルモン剤を思い切って中止しました。 標準治療である 温存手術 ↓ 放射線治療 ↓ ホルモン剤治療 の 最後の部分をやめてしまうことは、正直、とても躊躇したし、不安もあった。 止める選択 をしたことにより、将来、再発して この選択を後悔しないか。 続け…

乳がん ホルモン治療開始したけれど

放射線治療もおわり、 ひとまず、一通り終了した気分。 放射線科の先生は 話しやすく、前向きな気持ちになるような 「大丈夫大丈夫!」と言ってくれる とても良い先生でした。 治療終わりの楽しみにしていた Bruno Marsのライブにもいったり、 今までの生活…

乳がん 誰に伝える?どうやって伝える?

コロナで世の中が落ち着かない毎日の中、 自分の病気を振り返るエネルギーがなくて すっかり間があいてしまいました。 乳がんの告知をされた後、 治療方針や手術の予定などが決まっていく中で 誰に伝えるべきか どうやって伝えるべきか 考えました。 身内で…

乳がん 放射線治療で身体や体調の変化は?

放射線治療で何か変化したことはあったかなと考えると、 治療自体に痛みや苦痛は全くなく 毎日毎日通っていたけど、 そんなに疲れることなく (気を張っていたせいだと思う) 16日間を過ごしました。 放射線をあてた術側の左の胸は 日に日に日焼けのような 浅…

乳がん 術後の放射線治療 楽しむ工夫

温存手術とセットなのが放射線治療。 残した乳房に再発しない為です。 乳房温存術後の放射線療法では、 従来、1回2Gyで週5日(5回)を5週間行い、合計25回で総線量45~50 Gyを照射する方法が標準的に行われてますが、ここ数年では1回の線量を増やして、3~4…

乳がん 退院後の日々…こころとからだ

いよいよ退院。 5泊6日と比較的早いとはいえ、 家に帰れてホッとしました。 犬たちも大喜び。 入院しているときは、 病院にいるという安心感や 非日常の空間で気分的にも 少しふわっとしてましたが 家に帰ってきて、日中一人で家にいると どーんと暗い気持ち…

乳がん 快適入院生活!

5泊6日の入院生活。 暗い気持ちにならず、 快適に過ごせるよう 細かな気遣いをしてくれた夫。 お布団を借りて泊まり込んで 病室から仕事へ 仕事から病室へ 朝はコーヒーをドリップでいれてくれたり お花を飾ってくれたり 夜は食べたいものを日替わりでテイク…

乳がん 手術終了

手術室のスタッフのみなさんは テキパキと準備をしながら、 優しく話しかけて、緊張をほぐしてくださり、 日常会話をしてるなぁー、と思ったら コトン と全身麻酔で意識がなくなっていました。 目が覚めたら 部屋に戻る途中。 夫と娘の顔が見えて「終わった…

乳がん ついに手術

同室で泊まってくれていた夫と 朝早く来てくれた娘は たわいもない話で私の緊張をほぐしてくれます。 「ではそろそろいきましょうか」 看護師さんに促されて、 フーッと大きく深呼吸。 緊張してる。 ついに私の体の中から がんがなくなるんだ、治るんだ! と…

乳がん 入院そしてスマイルマーク

温存➕放射線のセットでの治療を選択した私。 方向性が決定したら、向き合う気力が 湧いてきました。 持っていくものの準備リスト作り。 数日の入院だけど そんな時だからこそ 好きなもの、気に入ったものに囲まれていたくて 下着やパジャマ、クッション、膝…

乳がん セカンドオピニオン

待ちに待ったセカンドオピニオン。 診察室に入った私を先生の優しい笑顔が待っていました。 「先生、私、とても悩んでいます。 全摘のつもりでいたのですが、手術まで3カ月以上待つことが、気になって。」 お渡しした私の状況を見て先生は 「温存でいいわよ…

乳がん 選択、それでいいのか

ちょっと緊張しながら、 主治医となる先生と対面。 告知を受けたクリニックからのデータをみて 私の乳がんについて説明が始まりました。 ステージ1 ホルモン陽性 HER2陰性 ↓ サブタイプ ルミナールA 音読事前学習のおかげで、 だいぶ理解できていました。 主…